被災地調査活動 平成23年6月29日~7月2日 |
1.名古屋市緑政土木局鵜飼氏との現地にて情報交換 |
2.松原の一本松植生調査及び松原公園での植生調査 松原を守る会副会長小山さんに案内してもらい、現地にて植生調査を実施 した。津波で流されてしまって何もないということであった。 調査をしてみると一本松以外にも枝が津波で折れてはいたが、松が1本残 されており、胴吹きしたサクラも1本見かけられた。 松原の地盤が全体的に80㎝程沈下したらしく、松の根だけが沈下せずに 残っており、水掘りしたような状況で根が地表に見えていた。 鵜飼氏との現地情報交換 被災から3カ月程経つが、塩害による影響があったにしては下草等もかなり繁ってきており、低木アベリアも1本だけではあるが下から新芽が吹いていた。また、根だけが残ったオオシマザクラがあり、根から新葉を出していた。 |
見渡す限りの瓦礫の山 | 「松原を守る会」小山副会長より案内を受ける |
高田松原 | 高田松原に残った「希望の松」 |
胴吹きが見られたサクラ | 洗掘された根系部 |
樹齢約300年 | 根から新葉出していたオオシマザクラ |
3.キャピタルホテルの欅についての植生調査 |
キャピタルホテル前に残っていたケヤキ |
4.千年杉の植生調査(土壌サンプリング調査) 松原を守る会副会長小山さんに案内で、千年杉の植生調査を行った。津波をかぶって茶色く変色してはいるが、新芽が青く吹いてきており、土壌サンプリング調査でも土壌の状況が比較的良好であったので、今後の樹勢回復に期待したい。 |
千年杉土壌サンプリング調査 |
5.名古屋市現地事務所前のケヤキの復旧作業 |
名古屋市現地事務所前のケヤキが復興作業のために倒され ており、調査団にての復旧作業を行った。 | |
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